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子宮頸がん

ワクチンはこのまま接種せずにいて本当によいでしょうか

子宮頸がんは、現在日本で年間約1万人の女性が罹患し、年間約2,900人が亡くなる病気です。死亡される方のうち1割は40歳未満で、20〜40歳代の若い世代で増えています。また、妊娠中にがんが見つかり妊娠継続をあきらめている方も数多くいらっしゃいます。 (さらに…)

B型肝炎

 B型肝炎は、B型肝炎ウィルス(HBV)を含んだ血液や体液に直接接触することによって感染し、人の肝臓に一過性の感染(急性肝炎)または持続感染(肝臓内にウィルスが残ってしまっている=キャリア)を起こします。 (さらに…)

ロタウィルス胃腸炎

~なぜ私達がロタウィルスワクチンをお勧めするのか~

 「白色便性下痢症」、「冬季乳幼児下痢症」、「仮性コレラ」。毎年冬から春にかけて乳幼児に流行する胃腸炎をかつてこう呼んでいました。コレラのように白い下痢を反復し、ひどい脱水症状となり入院を必要とすることも稀ではなかったためです。この胃腸炎の原因が、「ロタウィルス」と判明したのが約30年前。その後様々な特徴が分かってきました。 (さらに…)

ムンプス難聴

 「ムンプス難聴」とは ムンプス=おたふくかぜウィルスが内耳に感染することによって生じる中枢神経性(感音性)の難聴であり、回復しないおたふくかぜの後遺症です。最近の調査では以前知られていたよりも頻度が高く、約500人に1人もの割合で発症するといわれています。多くは片側の発症なので、症状をうまく伝えられない子どもでは見落とされている可能性もあります。 (さらに…)

細菌性髄膜炎

 細菌性髄膜炎は、発熱、機嫌が悪いなどのかぜのような症状から始まり、速やかに進行して、嘔吐、意識障害やけいれんを引き起こし、手足の麻痺や聴力障害などの後遺症を残したり、命を落としたりする重篤な感染症です。 (さらに…)

愛知県での麻しんの流行

 愛知県では、平成30年4月11日に麻しんを発症した中学生の報告以来徐々に広がり、5月までで25名が報告されています。流行は、発端者が受診した病院やクリニックで接触したと思われる職員やたまたま居合わせた方に広がり、またその方たちからお子さんやご家族、学校での同級生たちに広がっています。 (さらに…)

百日咳

 百日咳は、以前は「子どもの病気」でした。

 乳幼児がかかるとひどく長く続き、息が吸えない状態になったり、肺炎や脳炎など重篤となり、死亡することもある病気です。そのため以前よりワクチンが開発され、予防が世界中で行われています(三種混合ワクチン、四種混合ワクチンに含まれています)。その結果、日本では乳幼児の発症は激減しました。 (さらに…)